思い起こすとは，単に過去を振り返ることではなく，過去を尊重しながら前進することです。
ルーツテック2024では，「リメンバー」というテーマのもと，「家族発見の日」に参加した末日聖徒は，わたしたちが前進するに当たって過去を思い起こす助けとなる様々なクラスや体験を体験しました。
ルーツテックのクラス，ワークショップ，資料にオンデマンドでアクセスしましょう！
家族発見の日のセッション
ルーツテック2024「家族発見の日」一般セッションでは，亡きM・ラッセル・バラード会長が生涯の思い出を分かち合うビデオが採り上げられました。「家族歴史とは，『わたしは何者か』です」とバラード会長は言いました。「できる限りのことを知りたいので，自分が何者で，どこから来たのかを知ることができます。」
バラード会長は，決して先祖を見失ってはならないことを思い起こさせてくれました。「先祖についてできるかぎりのことを探り，知ることはとても大切です。」
ファミリーサーチでストーリーを保存するプロの方法
プロバスケットボール選手のジマー・フレデットと妻のホイットニーが，家族の歴史を思い起こした経験を分かち合いました。あなたの写真，音声録音，思い出をファミリーサーチ・思い出に追加し，子供たちと共有してください。
注： このビデオには自動翻訳字幕機能があります。家族歴史と神殿活動についてほかの人々に教えている方々へ
指導者が新会員を神殿に導くために役立つ2024年神殿・家族歴史指導者訓練は，Church of Jesus Christ.orgで利用できます。(学習ガイドは，ビデオの下にもあります。)
ステークおよびワードの家族歴史指導者は，神殿・家族歴史管理評議会から訓練を受けました。パネルディスカッションには，十二使徒定員会のニール・L・アンダーセン長老とゲレット・W・ゴング長老，七十人のケビン・ダンカン長老とケビン・ハミルトン長老，中央扶助協会会長会顧問のクリスティン・M・イー姉妹，中央初等協会会長のスーザン・H・ポーター姉妹が登場しました。
今年の焦点は，11歳の子供，改宗者，再び活発になった人を含む新会員が，バプテスマの後すぐに神殿ですばらしい経験ができるように助ける方法です。
ポーター姉妹は，新会員は多くの場合，自分一人で教会に入り，教会のことをあまり知らない所で新しい生活を始めようとしていると説明しました。
神殿に行き，主の宮で重要な儀式に携わるなら，福音を知って日が浅くとも，教会における偉大な業の一端を担っていると感じられるのではないでしょうか。
ダンカン長老はこう付け加えています。「主は指導者たちに，新会員が主の宮に入るのを助け，初めての経験が最高のものとなるように助けるよう命じておられます。」イー姉妹は，ワードの会員が新会員の神殿参入の支援に携わるとき，その作業のどのような部分であれ，関係者全員が祝福を受けると述べました。主は新会員だけでなく，わたしたちにも祝福を返してくださいます。
ゴング長老はこう述べました。「わたしはそれを聖約によるつながりと呼んでいます。わたしたちは，聖約によって主と互いにつながります。わたしたちは指導者として，初めて神殿に行く準備をしている人々を助ける特別な機会を得ています。なすべきことを行えるように助けることで，彼らが主や家族と，またワードという家族とつながるすばらしい経験ができるように助けることができます。」
続けて言われました。「手続きの部分が鍵ではありません。重要なのは，主とともに時間を過ごし，儀式を通して主と聖約を交わすことです。指導者として，友人として，会員として，わたしたちはできるだけその過程を簡素化します。」
ハミルトン長老によると，ほとんどの新会員は近親者の名前を神殿に持って行くことで，個人的な経験にしたいと望んでいます。指導者は，神殿に提出する名前を見つけるための簡略化されたプロセスを支援し，彼らが儀式を行う際に側で見守ることができます。
教会ウェブサイトの「指導者と書記のためのリソース」にある「家族ネームアシスト」と呼ばれる新しいツールを使うと，指導者は会員が神殿の儀式を行う家族を見つけ，家族ネームカードを作成し，ファミリーサーチアカウントを作成し，その名前を神殿儀式のために予約して提出するのを助けることができます。
アンダーセン長老は次のように述べました。「今後数年にわたり，神殿が末日聖徒の生活においてより積極的な役割を果たすよう望んでいます。」
子供，青少年，初心者
初等協会の子供や青少年，初心者が家族歴史と神殿活動を愛することを学ぶのを助ける方法についてのセッションもありました。
若い根を養う：家族歴史を初等協会に取り入れる
初等協会の指導者はプレゼンターのサラ・デイから，初等協会の子供たちが自分の家族歴史について学べるよう，5つの簡単なステップと，自分の家族について学ぶことに興味を持つようになるためのアイデアのリストを勧められました。
- 年齢相応であること。
- 手短にする。
- 楽しく，興味を持ってもらいやすい内容にする。
- 導きを求めて祈り，助言する。
- テクノロジーを使う。
「家族歴史の発見の体験」を通して青少年に力を与え，強める
青少年の貢献，洞察力，コンピュータースキル，エネルギー，強さ，そして
地域社会での奉仕
クリスティン・フランシスは，自分のステークの家族歴史センターで青少年に家族歴史の発見の体験を教えた経験を，自分の活動で使える役立つ資料も含めて分かち合いました（PDFリンクは英語のみ利用可能）。
青少年は先祖の生涯を自分で見いだし，自分の家族が長い年月をかけて堪え，経験し，克服してきたことの驚くべき広がりを目にすることができます。家族歴史は信仰の業なのです。
青少年は，自分の認識を越えた永遠の視野で見るとき，自分が過去，現在，未来をつなぐ鎖であることに気づくことができます。彼らは，先祖について知れば知るほど彼らを愛するようになり，神殿を通して先祖が主とつながるのを助けたいと思うようになります。
ファミリーサーチは自分自身を表現するすばらしい方法です。家族の歴史の記録者となることで，自覚が生まれます。多くのソーシャルメディアとは異なり，青少年の長寿と安全について教えています。だれもが一日にほんの数分のうちに，スマートフォンで先祖を見つけて愛することができるのです。
「私たちがこの作業をしているとき，ベールは薄く，私たちの祖先は見つけられたいと願っています。御霊に耳を傾けるとき，あとは天の御父が助けてくださいます」とクリスティンは言います。
自分のやり方を見つけるための10の方法—家族歴史に情熱を注げないとき
自分の家族歴史について学び始めるのは，時に圧倒されそうに思えるかもしれません。マッケル・キーニーが，あなたやほかの人が始めるのに役立つアイデアを幾つか分かち合っています。
始める方法の1つが，習慣の積み重ねです。すでに楽しんでいる活動を一つ試してから，「家族歴史でほかの人を助けるためのアイデア」（PDFは英語のみ利用可能）のリストから，もう一つ活動を追加してみてください。
それには以下が含まれます。
- 「参加する」アプリ（Get Involved App）を使って，オンライン記録内の名前を確認します。（このリンクは特定の言語で利用可能です）
- ファミリーサーチの「家庭での活動」を使って写真をスキャンする。ストーリーを記録する。また，扇形チャートをチェックして，家系，出生地，情報源，ストーリー，写真，探求のヘルプ，儀式を見ることができます。家族のストーリーを追加したり，写真を撮ったり，家族の所蔵品に関する情報を共有したりすることができます。
- 近所の人や地域の人々に手を差し伸べ，彼らが家族歴史を探求するのを手伝ってください。
- あなたのDNA適合評価を確認しましょう。
「少しの進歩は，まったくないよりはましだということを忘れないでください」と彼女は参加者を励ましました。
「準備ができている儀式」で見つけられます
「準備ができている儀式」機能は，神殿のために家族の名前を予約するだけのものだと思うかもしれません。しかし，それだけではありません！
会員が簡単で繰り返し可能な手順を踏んで，神殿の儀式を行う必要のある先祖についてさらに学ぶうえで，「準備ができている儀式」がどのように役立つか，リンジー・コフィーが教えてくれました。
儀式を行う必要のある先祖を見つけたら，関係を確認し，その人についてさらに詳しく知ることができます。また，儀式がまだ完了していない場合は，期限切れの儀式をリストに含めて予約することもできます。また，名前を神殿と共有すると，その名前を予約リストから外すことができます。
「準備ができている儀式」の使い方に関するそのほかのアイデアや，家族歴史相談員への助けについては，「『準備ができている儀式』で見つけられます」のPDF（Discoveries Await with Ordinances Ready PDF）（英語）を参照してください。
注： このビデオには自動翻訳字幕機能があります。ルーツテックビデオライブラリー
家族歴史は，祝福をもたらす胸躍る業です。家族についてさらに学び，記憶を呼び覚まし，家族歴史に関するビデオをさらに見たいときは，オンデマンドでルーツテックビデオライブラリーにアクセスすることができます。
ルーツテックとは？
ルーツテックは，学びの場，心が高められる場，家族歴史を通してつながりを築く場です。ファミリーサーチが主催し，主要な系図団体が後援するルーツテックでは，専門家による何百ものクラス，ヒントやコツを紹介するビデオ，心が高められるストーリーを提供しており，これまでにない家族歴史を体験することができます。オンデマンド形式の学習ライブラリにアクセスする，あるいは次回のオンライン／対面式のカンファレンスイベントに参加する計画を立ててみませんか？
