「2025年ルーツテック・グローバルユース活動」で、神殿参入という人生初の節目を祝いました。このセッションは、初めて神殿に参入する11歳と12歳の青少年に焦点を当てています。すべての若い女性のクラスとアロン神権定員会は、毎週の青少年の活動の一部として、「2025年ルーツテック・グローバルユース活動」を視聴するよう招かれています。
サンドウ・トリオが、ウィルコックス兄弟とともにこの活動を開会する
このセッションは、世界的に有名な曲芸師のサンドウ・トリオで幕を開けました。11歳のケイリー・サンドウがステージに登場し、エネルギッシュかつ巧みで印象的なソロパフォーマンスを披露し、盛り上がりは最高潮に達しました。
彼女のパフォーマンスの後、中央若い男性会長会第一顧問のブラッド・R・ウィルコックス兄弟がケイリーに幾つか質問をしました。
ウィルコックス兄弟：あなたは何歳ですか。
ケイリー：もうすぐ12歳です。
ウィルコックス兄弟：最近、神殿に行く機会があったそうですね。その経験について少し話してくれますか。
ケイリー：とても平安な場所でした。中に入ると、あんなに美しい絵や花があるとは思っていませんでした。
ウィルコックス兄弟：神殿でバプテスマと確認を受けたときの気持ちについて少し話してくれますか。
ケイリー：中に入っただけで、御霊がともにいてくださるのを感じました。
ウィルコックス兄弟：先祖の名前を持っていきましたか。
ケイリー：父方の祖母の名前を持っていきました。
ウィルコックス兄弟：家に帰ってから、どんな気持ちを感じましたか。
ケイリー：ほんとうに平安を感じました。
青少年は、神殿でどのように感じるかについて、このような質問に答えることができます。青少年（成人も！）は、神殿での経験や気持ちを記録し、 ファミリーサーチ・トゥギャザー のページで共有することができます。
ウィルコックス兄弟、神殿クイズを行う
ウィルコックス兄弟は、わたしたちが家族歴史を行うおもな理由は、一言で言うと、神殿です、と言いました。もう少し付け加えると、先祖が神殿で儀式を受けられるように、家族歴史を行うのです。ウィルコックス兄弟が11歳のとき、教会には稼働中の神殿が13しかありませんでした。「2025年ルーツテック・グローバルユース活動」が開催された時点で、稼働中の神殿は193あり、さらに200近くの神殿が建設中または発表されています。
ウィルコックス兄弟は、神殿での経験をより記憶に残るものにする一つの方法は、青少年が自分の亡くなった親族の名前を見つけることであると教えました。聖書は、バプテスマは清めであると教えています。ウィルコックス兄弟は、モルモン書は、「バプテスマは、神とイエス・キリストと聖約の関係を結ぶこと」であると教えていると言いました（モーサヤ18:10参照）。神殿で、わたしたちは親族に、神の聖約を受け入れるかどうかの選択肢を提供します。「皆さんは大きな影響力を持っています。皆さんは、神が過去、現在、未来の家族を永遠に結ぶ助けをすることができます」とウィルコックス兄弟は強調しました。
かつて小学6年生の教師だったウィルコックス兄弟は、参加者に次のようなテストを出しました。
質問：わたしたちはなぜ家族歴史を行う必要がありますか。
参加者の回答：神殿！
質問：神殿では何ができますか。
参加者の回答：先祖のためのバプテスマ！
質問：バプテスマの何がそれほど大切なのですか。
参加者の回答：聖約！
参加者がA+を獲得したことを発表し、ウィルコックス兄弟は次のように締めくくりました。「神殿も、先祖のためのバプテスマも、聖約も重要であることを証します。そして何よりも、イエス・キリストが大切であり、皆さんも大切です。」
ルーツテックの歌を演奏するイザベル・クエバス
ショートビデオで、YouTubeでセンセーションを巻き起こしたシンガーソングライターの イザベル・クエバスが紹介されました。イザベルはその後、直接ステージに上がり、2025年ルーツテックソングの"Who I Am"（「本当の自分」）を歌いました。この歌のテーマを神殿に関連づけて、イザベルはこう言いました。「神殿は、自分が何者であるかを思い出させてくれます。」
イザベルは今年のルーツテックのオンライン基調講演の一つを担当しました。イザベルのプレゼンテーションの全文は、ルーツテックのウェブサイトでお楽しみいただけます。
スーザン・ポーター姉妹、神殿の平安について証する
中央初等協会会長のスーザン・H・ポーター姉妹は、神殿と神殿の業の重要性について証しました。ポーター姉妹は開会のあいさつで、わたしたちが神殿に引き寄せられる理由を説明しました。「わたしは神殿が大好きです。神殿の中では、天の御父の愛と平安を感じます」と言いました。
教会が神殿に重点を置いていることをさらに説明して、ポーター姉妹は次のように述べました。「ネルソン大管長は、イエス・キリストこそがわたしたちが神殿を建てる理由であると教えました。どの神殿も、主の聖なる宮です。神殿のドアの上にこの文字を見たことがあるでしょう。『主の宮—聖きを主にささぐ』。」
続けてこう言いました。「神殿で最も重要なのは、神殿で何を学び、何を感じ、何を行うかということです。主の宮で、わたしたちはイエス・キリストに焦点を当てます。主に従う聖約を交わし、主を知るようになります。先祖のためにバプテスマを受けるとき、皆さんは主の御霊を感じるでしょう。」
「皆さんが神殿に参入し、亡くなった人々のために神殿でバプテスマや確認などの神聖な儀式を行うとき、皆さんはイスラエルの集合を助けているのです」とポーター姉妹は言いました。また、2018年のユース・ディボーショナルで青少年に向けて語ったラッセル・M・ネルソン大管長の言葉を引用しました。
「だれかを助けるために何かを行うときはいつでも、それが幕のどちら側であろうと、神と重要な聖約を交わして、救いに不可欠なバプテスマと神殿の儀式を行うことに向かって進むのであれば、あなたはイスラエルの集合を助けています。それだけのことなのです。」（「シオンのつわもの」〔ワールドワイド・ユース・ディボーショナル，2018年6月3日〕）
ポーター姉妹は、自分のバプテスマの日を思い出すように青少年に言い、自身のバプテスマの日の思い出を分かち合いました。「暖かい気持ち、平安と喜びを感じました。それこそが、皆さんが先祖にささげられるものです。先祖のためにバプテスマの儀式を行うとき、御霊とともにいる経験を先祖にささげているのです。
初めての神殿参入に備える
ポーター姉妹は尋ねました。「では、 あなた は何ができるでしょうか。主の宮に初めて参入するために、 あなたは何から始めればよいでしょうか。これらの質問に対する答えは、初めて神殿に参入する準備をしている青少年たちの動画にありました。
ポーター姉妹は、13歳のときに亡くなった曾祖母の話をしました。ポーター姉妹は一番近い神殿から約3,220キロも離れた所に住んでいたため、神殿で曾祖母の身代わりのバプテスマを受けることができませんでした。数年後、大学進学のためにユタ州に来たとき、真っ先に曾祖母の身代わりのバプテスマを受けました。「天の御父は、御自分の大いなる業を助けるよう、皆さんを招いておられます」とポーター姉妹は言いました。「あなたが家族のために、〔永遠の命を得る〕門を開くことができるのです。」
家族のだれがバプテスマの儀式を必要としているかが分からない人は、助けを得ることができます。FamilySearch.orgの「準備ができている儀式」機能を使って、この儀式を必要としている親族を見つけることができます。
ポーター姉妹は、わたしたちが神殿の業に携わるときに得られるとネルソン大管長が約束した4つの祝福を挙げました。天の御父の愛をいっそう豊かに感じる、天の力を受ける、神は決して休むことなく助けてくださる、祈りの答えがもっと容易に受けられることです。
神殿にふさわしくあることで世の光となる
ポーター姉妹は青少年に、ふさわしく生活し、たとえ神殿の近くに住んでいなくても、常に神殿推薦状を持っているように勧めました。神殿推薦状を持っていることで、家族歴史を行う様々な機会が増えます。このセッションの終わりに、参加している青少年全員が指につけた小さな懐中電灯を掲げました。小さな光の海を眺めながら、ポーター姉妹はこう宣言しました。「たった一つの小さな光でさえも暗闇を切り裂きます。しかし、わたしたちの光が集まると、壮観です！」
ポーター姉妹は、「友人の皆さん、皆さん一人一人の内に光があります」と締めくくりました。「その光はキリストの光です。皆さんの光は重要です。皆さんの光が一つになると、一筋の太陽の光のように、人々をキリストに導きます。〔亡くなった親族〕のために神聖な儀式を行うとき、キリストの光をさらに受ける機会を先祖に提供しているのです。」
ルーツテックとは
ルーツテックは、学び、霊感を受け、家族歴史を通してつながりを築く場所です。ファミリーサーチが主催し、他の主要な系図組織が後援するルーツテックは、これまでにない方法で家族歴史の体験に役立つ何百にも上る専門家のクラス、ヒントやコツを紹介するビデオ、霊感あふれるストーリーを提供しています。オンデマンド形式の学習ライブラリーにアクセスするか、次回開催されるオンラインまたは対面の大会イベントに参加する計画を立てましょう。
関連記事
