2022年のファミリーサーチ年間の振り返り

Graphic of FamilySearch Genealogy Highlights 2022

2022年はファミリーサーチにおいて何とすばらしい年だったことでしょうか。2022年,FamilySearch.orgは自由に検索可能な何十億もの記録を新たに追加し,毎日100万人以上の訪問者が重要な新しい家族を発見できるようにしました。

スマートフォンをタップする手のアイコン。

年間2億1,700万人の
ウェブサイト訪問者

ファミリーサーチが主催するルーツテック2022は驚くべき成功を収め,3日間のライブイベントでは300万人以上がオンライン上でお祝いのイベントに参加しました。年間を通じて,何百万もの人々が大会で録画された無料コンテンツにアクセスしました。

世界の系図記録を集めてオンラインで公開していくペースは,一部の国や祖国に焦点を当て,また主要なアメリカ国勢調査プロジェクトに焦点を当てることにより,速度を増しました。さらに,新しいオンラインボランティアツールが導入され,そのツールは,人工知能と筆跡認識技術と合わさって,英語以外の文書の検索率を大幅に高めます。

2022年にファミリーサーチが追加したこれらの実績や新しい製品の機能,発見の経験についてさらに読み進めて学びましょう。

ルーツテック2022 ハイライト

RootsTech 2022 #ChooseConnection
ルーツテック2022は、家族、友人、文化、遺産との新たなつながりを求めて、世界中で数百万人の参加者が集まりました。#ChooseConnection

ファミリーサーチの2022年ルーツテックの全オンラインイベントに,227の国と地域から,オンライン,放送,その他のチャンネルを通じて300万人以上の人々が参加しました。この大会では,30以上の言語で,185のテーマを網羅した1,500以上のセッションが開かれ,大会終了後,RootsTech.org でオンラインで自由に利用できるようになりました。ルーツテック2022のメインステージでの講演者は,ブラジルのテレノバのスター,タイス・パホレック,コメディアンのメイスーン・ザイド,料理番組司会者および料理本作家のモリー・イェー,アルゼンチンの歌手兼音楽家のディエゴ・トレス,ガーナの世界チャンピオンボクサーのアズマー・ネルソンストレンジャー・シングズの役者マシュー・モディーン,フランス系アメリカ人のパン職人,アポロニア・ポイラン,およびファミリーサーチCEOのスティーブ・ロックウッドでした。

1950年アメリカ合衆国国勢調査コミュニティープロジェクト

1950 US Census Community Project Logo
1950年アメリカ国勢調査コミュニティープロジェクトは,1950年の国勢調査データベースをオンライン上できわめて正確かつ検索可能にするためのボランティアによる取り組みでした。FamilySearch.org/1950Census で検索してみてください。

アメリカ合衆国国立公文書管理局(NARA)は,1950年のアメリカ合衆国国勢調査を2022年に公開しました。国勢調査には1億5,000万人以上のアメリカ人の記録が含まれ,アメリカ合衆国におけるオンライン系図探求における最も人気のあるデータベースの一つとなります。ファミリーサーチは,オンラインのボランティアを擁して,国勢調査を効果的に検索可能また発見可能にするために,強力な索引作成に取り組みました。今すぐ1950年の米国国勢調査を検索しましょう。

「参加する」:新しいオンラインボランティアの経験

FamilySearch Get Involved engages the power of online volunteers to make more family history discoveries possible.

ファミリーサーチの「参加する」という新しいオンラインボランティアの経験プログラムは,ファミリーサーチの最新の筆跡認識人工知能技術と相まって,家族探求の未来を変えています。何十億もの歴史記録,特に英語以外の系図記録をオンラインで自由に発見できるようになると約束しています。この「参加する」の取り組みが開始されて以来,FamilySearch.org ですでに1億以上の記録が検索可能となり,ボランティアが確認作業を行えるように,ほかの言語の記録もさらに多く追加されています。ファミリーサーチの「参加する」でどのように参加できるか調べてみましょう。

ファミリーサーチ・ファミリーツリー

共同で作業するファミリーサーチ・ファミリーツリーのユーザーは8,000万人以上の新しい先祖を追加し,ユーザーは2022年に3億6,000万件以上の情報源を追加し,ファミリーツリーは世界最大のオンライン家系図となりました。ユーザーが提供した情報源は,先祖のページの系図の正確さと,欠けている先祖とつながる可能性を高めるのに役立ちます。

ファミリーツリーの系図表のアイコン。

14億6,000万件
ファミリーツリーに含まれる個人の数
系図表の家系図と歴史記録のアイコン。

24億8,000万件
ファミリーツリーの情報源

2022年に追加された新しいファミリーサーチ・ファミリーツリーの機能

  • 最初の先祖の系図表画面では,ユーザーはツリー内の最初の先祖とつながることができ,その後,各世代から現在の世代まで子供たちを閲覧したり情報を追加したりすることができます。さらに読む
  • 個人のページ の新しい基本設定では,個人の基本的な情報から,情報源や思い出,年表などに至るまで,利用者が自分の先祖についてあらゆる情報を記録したり,学んだりすることが可能となっています。ユーザーは「詳細」タブをカスタマイズしたり,新しい注釈が追加されたときに警告する要請を追加したり,生涯の概要を公開したりすることができるようになっています。

世界中からのさらに多くの検索可能な記録

世界規模の歴史系図記録へのアクセスは,個人の家族歴史を見つける比類ない助けとなります。2022年,ファミリーサーチは世界中の先祖の祖国から検索可能な名前と画像を20億件近く追加し,合計で163億件の無料の歴史記録画像が利用可能となりました。2022年に特に増大したものには,スカンジナビア諸国(ノルウェーデンマークスウェーデンフィンランド),およびオランダスペイン英国カナダアメリカ合衆国メキシコウルグアイベネズエラペルーカリブ海ならびに太平洋諸島地域,その他からの収集記録が含まれています。

記録の検索を表す虫眼鏡の印が付いた文書のアイコン。

168億8,000万件
歴史記録からの検索可能な名前と画像

ファミリーサーチ・デジタルライブラリー(オンライン書籍)

2022年,ファミリーサーチはスキャンした書籍のデータを集めたファミリーサーチ・デジタルライブラリーコレクションに19,264冊の書籍を追加し,現在,全文検索可能な書籍は55万冊以上におよびます(家族歴史,地元の歴史記録,学校の卒業アルバム,そのほかの系図関連書籍)。検索機能は,追加の検索フィールドとテキストのハイライト,画像の表示と共有を可能にするツールによって大幅に向上しました。2022年に追加された機能について詳しく学ぶ

ファミリーサーチのデジタルライブラリーを表す,画面上に書籍が表示されているコンピューターのアイコン。

555,009冊の
オンライン・デジタル書籍

家族歴史の支援

多くの人が,家族歴史を発見する際に助けを必要とします。始めたばかりの人のために,ファミリーサーチのオンラインヘルプセンターに新しい機能が追加されました。個人的な発見から記録の検索,家系図の作成,家族歴史を楽しむことまで,このページから家族を見つける旅を始めることができます。ファミリーサーチには,個人向けに無料でサポートを提供する5,700以上の地元のセンターが世界中にあります。

ファミリーサーチセンターでほかの人を支援している人のアイコン。

5,708か所の
ファミリーサーチセンター

ファミリーサーチ・ウィキの金字塔

ファミリーサーチ・ウィキは,2022年に10万番目の系図探求の記事を公開しました。無料のオンライン参照ツールは,多くの一般的な質問に答えることによって,利用者が先祖を見つける助けとなっています。ウィキの各記事は,ファミリーサーチ図書館と世界規模の系図コミュニティーのリサーチ・スペシャリストによって執筆され,更新されます。

この無料サービスには,毎日平均5万人がアクセスしており,また,毎日約100の新しい記事が追加されています。

ファミリーサーチ図書館の新しい館長

リン・ターナーがデビッド・レンチャーの後任として,世界的に有名なファミリーサーチ図書館の館長になりました。ターナーは以前,図書館の副館長を務め,公認の系図学者でした。レンチャーはファミリーサーチの最高系図責任者として引き続き務めます。


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