
ステーク索引作成ディレクターとして,あなたは宇宙に影響を与える大きな力を有しています。
それは少し言い過ぎかもしれませんが,索引作成システムにおいて,あなたにはグループ管理者として特有な力が与えられていることは確かです。例えば,あなたはステークの索引作成者に確認者の権限を与えることができ,必要に応じてその権限を取り上げることができます。ステークの索引作成者と確認者の進捗状況を表示してレポートを作成することもできます。さらに,あなたが有しているのと同じ管理者の権限をステークのほかの人々に与えることもできます。
このすべての力を持つステーク索引作成ディレクターの中には,ステーク内のほかのだれが管理者の権限を受けるべきか疑問に思う人がいます。これらの権限をステーク索引作成ディレクターのみに限定するのが最善なのでしょうか。または,同じ権限をほかの人も持てるようにするのは当然のことなのでしょうか。
ファミリーサーチ索引作成はこの質問に関する方針を定めていませんが,判断は各ステークに任せたいと思います。この権限を自由に共有するステークがある一方で,権限を限定することを選ぶステークもあります。どのように判断したらよいのでしょうか。以下に考慮すべき事柄を幾つか挙げます。
- 会員からの電話を受ける人現在索引索引システムは,ステーク索引索引ディレクター,高等評議員,あるいはステーク会長会の一員でさえも,その区別をすることができません。索引作成システムにおいては皆,同様に見なされます。つまり,皆が支援を受けるために連絡できる人として「ヘルプ」メニューに表示されます。会員は,リスト上のどの人に支援を受けるために連絡するべきか困惑し,何の気なしに間違った個人に電話してしまうことがあります。
- 指導者と相談する:管理者の権限を持つ人はだれでも,ユーザーをステーク内外に移動させたり,ボランティアの権限を追加または取り除いたり,またステークの索引作成レポートすべてにアクセスしたりことができます。これを考慮しながら,ステーク索引作成ディレクターは神権指導者と相談して,自分のステークに適した管理者の特権の許諾に関する方針を定めるべきです。
- レポートを作成する人各ワードまたは支部の神権指導者または索引作成指導者が自分でレポートを作成して印刷できるようにすることが望ましいでしょう。これを行えるようにする唯一の手段は,各個人に管理者の権限を与えることです。今のところ,管理者の権限をすべて与えることなくレポートに関する権限のみを与えることはできません。
- 実際のステーク索引作成ディレクター索引作成システムがグループ管理者全員を平等に認識してしまうため,ステークに複数の管理者の権限を持つ人がいる場合,どの人が実際のステーク索引作成ディレクターであるかを判断するのは不可能です。これはファミリーサーチ本部でも同じであり,ファミリーサーチサポートがステーク索引作成ディレクターと連絡を取る必要がある場合に難しいことがあります。今年後半に新しい索引作成システムが導入されるときにはこの問題はなくなるはずですが,今のところ困難は続きます。
明らかに,管理者の権限を多くの人に与えるか数人に与えるかの選択の影響は大したことではありません。要は,指導者が感じることは何であれ,各々のステークにとって適しているということです。管理者の権限は尊重されるべき力ですが,霊感や常識によって,その力を使用する判断が非常に簡単で分かりやすいものになります。