2022年にファミリーサーチに期待できること

Learn what exciting patron experiences FamilySearch is delivering in 2022.

ファミリーサーチには,あなたや世界中の人々がさらに個人的な家族のつながりを作れるように,新年に多くの計画があります。2022年に,ファミリーサーチは,これから何年にもわたって,何百万もの霊感あふれる家族の発見と,楽しく新しい国際系図の機能を提供する人工知能とクラウドソーシングを合体させたものを導入します。今年予定されている楽しい製品や機能をちらっと見てみましょう。

ファミリーサーチ・クラウドソーシング

2007年以来,何十万人ものオンラインボランティアがファミリーサーチのクラウドソーシングテクノロジーを利用して,20億件近くの検索可能なオンライン記録を作成してきました。こうした取り組みの結果,検索可能な名前の索引が作成され,だれでもすぐにFamilySearch.orgで先祖に関する情報を見つけることができるようになりました。

最近の課題は,ファミリーサーチが世界の歴史的な家族歴史記録をデジタル化する際に,これらの検索可能な名前の索引をいかに早く作成できるようにするかです。その答えの一つとしては,より多くのオンラインボランティアに参加してもらうことです。これを行うために,ファミリーサーチは新しいモバイルテクノロジーを提供し,より多くのボランティアが自分に関連がある方法で貢献して個人的な体験ができるようにしています。

2022年に新しいモバイルアプリを使ってファミリーサーチを索引作成する子供たち。

「もしオンラインのボランティアが携帯電話を利用して,都合がいいときに参加できたらどうでしょうか。もしオンラインでさらに発見しやすいように助けている記録が,自分の家系図に関連しているとしたらどうでしょうか。もしたった数分間で意義深い貢献ができるとしたらどうでしょうか。もしボランティアが自分の母国語で行えるとしたらどうでしょうか。これらは,オンラインボランティアの体験に関する今後のアップグレードのほかにない利点の一部です。わたしたちは,ボランティアとしての作業と自分の家族歴史を発見することの境界線をぼかすようにしています」とファミリーサーチのプロダクトマネージャーであるイアン・ジェームズは述べています。

これは,ルーツテック2022でファミリーサーチが発表する新しいオンラインボランティアの体験と統合型モバイルアプリのビジョンです。ファミリーサーチは,こうした新たな体験を通して,ボランティアの参加が世界的に拡大し,開発中のさらに多くの技術的な能力と相まって,世界の歴史記録へのアクセスが飛躍的に増大し,さらに何百万もの個人的な家族の発見が可能になると信じています。

オンラインボランティアはすでに,1790年から1940年までのアメリカ合衆国国勢調査などの貴重な収集記録をオンラインで自由に検索可能にしています。ファミリーサーチの新しいオンラインボランティア体験を利用して,1950年のアメリカ合衆国国勢調査や利用者の故郷から収集したさらに多くの歴史記録集といったプロジェクトを行うとどのようなことができるか想像してみてください。

ファミリーサーチ筆跡認識人工知能

ファミリーサーチは世界中の記録保管庫と協力して,その系図記録のデジタル化による保存を支援し,系図記録へのオンラインアクセスを拡大しています。2022年に,ファミリーサーチは筆跡認識人工知能と記録へのアクセス技術を活用し,利用者がFamilySearch.orgの系図記録から見つけることができる検索可能な先祖の名前の数を驚くほど追加できる幾つかのすばらしい開発を発表する予定です。

これらの新しいテクノロジーにより,ファミリーサーチは数十億もの歴史記録のデジタル画像の中に埋もれた先祖の情報を,現在必要な少しの時間のうちに,さらに発見可能なものにしていきます。

「この1年間,わたしたちはスペイン語圏の国々で新しい記録へのアクセス技術を導入してきました。わたしたちはその結果にとても満足しています。以前のテクノロジーであれば100年はかかっていたであろうものを,わたしたちは1年で生み出すことができました。拡大計画とともに,それをルーツテック2022で発表できるのを楽しみにしています」と,ファミリーサーチの新しいテクノロジーのためのプロダクトマネージャーであるジョン・アレクサンダーは述べています。

2022年にファミリーサーチに追加される機能を楽しむ女性。

アレクサンダーは,新しい筆跡認識技術が,新しいオンラインボランティアの体験と利用者のファミリーサーチ・ファミリーツリーとの統合と相まって,個人的な発見と世界の記録へのアクセスを劇的に増大させることになると述べています。

ファミリーサーチ・アジア系図表機能

ファミリーサーチは,増え続ける世界中の顧客のニーズを満たす支援をすることに継続的に焦点を当てています。2022年に,ファミリーサーチはアジア系の先祖を持つ利用者のための新しい家系図の視覚化と文書化ツールを提供します。ファミリーサーチ・ファミリーツリーのアジア系図表または「最初の先祖の表示」( “First Ancestor View”)は,アジア文化における記録保管の伝統ややり方をより反映したものとなり,先祖を「ツリー上で上から下に表示」する形式になる予定です。

「アジアはわたしたちにとって胸躍るセグメントです」とファミリーサーチのアウトリーチマネージャーであるミッチ・ワスデンは述べています。「わたしたちは世界中の人々に,共同で『人類のファミリーツリー』を作成するために必要なツールを提供したいと思っています。この機能は,アジア系の先祖を持つ人々に,世界のほかの地域の人々と同じように,FamilySearch.org のツリーを作成する体験を提供します。」

FamilySearch Middle East North Africa Family Tree

アフリカと中東におけるファミリーツリーの経験

ファミリーサーチのチームはアフリカと中東で,これらの地域の文化と彼らの必要を理解するために時間を費やしてきました。例えば,これらの地域の個々の家族は,「系図表」という形で,家族関係を記録したり,図表化したり,共有したりする習慣は持っていないかもしれません。ファミリーサーチは2022年に,アフリカ,北アフリカおよび中東の利用者に合わせて,様々な印刷可能なきれいな記念として取っておける品に自分たちの家族歴史を芸術的に描き保存できる新たな体験を提供します。帯域幅や携帯電話の記憶容量をわずかしか必要としないモバイルアプリやウェブアプリを通して提供されます。FamilySearch.org/AfricaおよびFamilySearch.org/MENA(中東および北アフリカ)で,ファミリーツリーの取り組みについてさらに学び,フォローし,共有してください。

ぜひ今すぐ,無料にてFamilySearch.orgで先祖を見つけてください。

ルーツテック2022(3月3-5日)に無料で登録し,真っ先にこれらの新しいファミリーサーチの機能について詳しく学びましょう。

ファミリーサーチについて

ファミリーサーチ・インターナショナルは,世界最大の系図組織です。ファミリーサーチは,ボランティア主導の非営利組織であり,末日聖徒イエス・キリスト教会によって運営されています。

何百万人もの人々が,自分の家族歴史について詳しく知るために,ファミリーサーチの記録,リソースおよびサービスを利用しています。この大いなる取り組みを支援するために,ファミリーサーチとその前身は,100年以上にわたって世界中の系図記録を積極的に収集,保存および共有してきました。

ファミリーサーチのサービスとリソースには,FamilySearch.org,ファミリーサーチアプリ,または,ユタ州ソルトレーク・シティーにあるメインの家族歴史図書館をはじめ,129か国に点在する5,000以上の家族歴史センターを訪れることにより,無料でアクセスすることができます。

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