愛する人の思い出をファミリーサーチに追加する

Asian woman looking at a photograph, ready to gather family photos

亡くなった愛する人の思い出を分かち合うことで,大きな癒しの効果を得られることがあります。ファミリーサーチで家系図を開き,愛する人の名前と思い出タブをクリックすると,宝物のように大切な思い出の数々が目に飛び込んできて,心が和むことでしょう。また,自分で思い出を追加することや,これまで家系図に追加してきたことや分かち合ってきた愛を見ることも良い気持ちにさせてくれます。

ファミリーサーチでは,愛する人の思い出を共有する方法がたくさんあります。口頭で思い出を記録したり,思い出を書き留めてファミリーサーチにアップロードしたり,死亡記事をアップロードしたり,写真を追加したりすることができます。葬儀の式次第や,賞状や証書,特別なレシピなど,愛する人の思い出の品を追加することもできます。

これらの様々な思い出を追加する場合,だれでも見れるように公開にするか,あるいは非公開にするかを選択することができます。

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以下では,これらの様々なオプションの操作方法について,簡単なチュートリアルを紹介します。

はじめに

ファミリーサーチでは,様々な種類のファイルを「思い出」にアップロードすることができます。画像,音声,ドキュメントが含まれます。ファミリーサーチウェブサイトの「思い出ギャラリー」または直接ファミリーツリーから,あるいは「思い出」モバイルアプリを使って,思い出をアップロードすることができます。この3つの方法について,こちらで説明します。

注:アイテムのアップロードを始める前に,投稿規約を読むことは重要です。アップロードしたアイテムがどのように表示されるのか,そのほか重要な情報が記載されています。

ファミリーサーチのギャラリーを使って思い出をアップロードする:

  1. FamilySearch.org のヘッダーにアクセスし,「思い出」をクリックします。次に,ドロップダウンから「ギャラリー」を選択します。
  2. サインインするか,ファミリーサーチのアカウントを作成します(無料です!)。 
  3. 「思い出」ギャラリーに入ったら,緑色の丸の中にあるプラス記号(+)をクリックします。
  4. 思い出のコンテンツを,コンピューターから画面にドラッグ・アンド・ドロップするか,コンピューター上のファイルを選択する場合は,「ファイルの選択」をクリックします。
画像と死亡記事をアップロードする方法を示すファミリーサーチ・思い出ギャラリーのスクリーンショット。

ファミリーツリーで愛する人のページから思い出をアップロードする:

  1. FamilySearch.org のファミリーツリーにアクセスし,ツリー画面で家族を見つけます。(まだファミリーツリーに追加していない場合は,簡単にできます!手順はこちらをご覧ください。)
  2. 愛する人の名前をクリックし,ポップアップ画面からもう一度名前をクリックすると,全ページが開きます。
    ファミリーツリーの系図表画面で個人を見つける方法のスクリーンショット。
  3. 思い出を追加するには,「思い出」タブをクリックします。
    個人のページで「思い出」タブを見つける方法のスクリーンショット。
  4. 写真をアップロードする」または「ドキュメントをアップロードする」をクリックし,コンピューターからファイルを選択します。 
  5. すでにアップロード済みのアイテムを愛する人のページに追加するには,「ギャラリーから選択する」をクリックします。 

複数の写真を同時にアップロードするための手順はこちらをご覧ください

モバイルアプリを使って思い出をアップロードする:

「思い出」モバイルアプリと「ファミリーツリー」モバイルアプリの両方から思い出をアップロードできます。「思い出」モバイルアプリから行う方法は次のとおりです:

  1. 丸の中のプラス記号(+)をタップします。 
  2. ドキュメントを追加する」または「写真を追加する」をタップします。 
  3. 2つのオプションから選択します:
    1. デバイスからファイルを選択し,「アップロード」をタップします。 
    2. カメラ機能を使用してコンテンツを撮ります。写真を編集し,「保存する」をタップします。 
写真を追加する方法を示す「思い出」アプリのスクリーンショット。

写真を編集して保存する方法を示す「思い出」アプリのスクリーンショット。

「ファミリーツリー」モバイルアプリから行う方法は次のとおりです:

  1. 個人をタップして,個人の詳細ページを開きます。
  2. 思い出」をタップします。
    1. プラス記号アイコン(+)をタップします。
    2. ドキュメントを追加する」または「写真を追加する」をタップします。
    3. 2つの異なるオプションから選択します:
      1. デバイスからファイルを選択し,「アップロード」をタップします。
      2. カメラ機能を使用してコンテンツを撮ります。写真を編集し,「保存する」をタップします。
写真を追加する方法を示すファミリーサーチ・モバイルアプリのスクリーンショット。

写真の保存方法を示すファミリーサーチ・モバイルアプリのスクリーンショット。

「思い出」アプリで,どこにいても,その場で記録・アップロードが可能

モバイルアプリで大切な人の思い出をアップロードすると,アップロードしたアイテムはウェブ版の思い出にも表示されます。しかし,このアプリの最大の特徴は,口述による歴史記録をリアルタイムでアップロードできることです。アプリを開いてログインし,右隅にあるプラス記号をクリックするだけです。「音声を録音する」アイコンを選ぶと,トピックを選ぶように求める画面が表示されます。または「録音を始める」をクリックして,好きなことを自由に録音することもできます。

音声を追加する方法を示すファミリーサーチ・「思い出」アプリのスクリーンショット。

音声を追加する方法を示すファミリーサーチ・「思い出」アプリのスクリーンショット。

これは,あなたの愛する人について話すことができる部分です。その人についての短い話でも,その人が書いたものでも,あなたが選んだ思い出でも構いません。5分以内でその思い出を録音し,好きなタイトルをつけて保存してください。録音が完了したら,その録音をクリックしてタグ付けすることで,思い出タブに添付することができます。

また,愛する人の写真をクリックして,音声ナレーションを追加することもできます。

「思い出」アプリでは,FacebookやInstagramまたは自分のフォトギャラリーから写真をアップロードすることができます。これは,落ち込んでいるときに,数分の間に写真をスクロールして悲しみを乗り越えるために有効な方法です。「思い出」アプリに追加することで,ほかの人が写真を見ることができ,自分も見て思い出を楽しめるよう,一箇所にまとめておくことができます。

「思い出」アプリについての詳細はこちらをご覧ください。

思い出をブックマークする,特定の思い出を非公開にする,そして詳細を追加する

「思い出」アプリまたは「思い出」タブを使って,愛する人のお気に入りの思い出をブックマークして,愛する人のページに簡単に素早くアクセスすることもできます。その方法は,こちらで紹介しています。

また,共有しようと思えるまでは,非公開にしたいと感じている思い出もあるかもしれません。デスクトップ上なら,それを簡単な手順で行えます。  画像を右クリックすると,メニューが表示されるので,その中から「非公開にする」をクリックするだけです。思い出を非公開にすることについて詳しくは,こちらをご覧ください。

公開・非公開にかかわらず,思い出を記録しておくのに最適な方法の一つが,写真にタグ付けして,ファミリーツリーの「思い出」のページにも保存できるようにすることです。思い出が公開されていれば,ほかの人もその思い出を楽しむことができます。写真に写っている人を特定できるタグを付けることで,だれがだれなのかを把握しやすくなり,また,ファミリーツリーを閲覧するほかの人にとっても,思い出をより意味のあるものにすることができます。

ファミリーサーチ・思い出の写真にタグや詳細を追加する方法を示すスクリーンショット。

また,「思い出」では,写真に説明文をつけることができます。写真に写っていることを詳しく説明したり,写真にまつわる楽しいエピソードを紹介したり,その写真があなたにとってどんな意味を持つかを書いたりすることができます。

愛する人の写真をスライドショーにする

大切な人の思い出をスライドショーにするのも,多くの人の楽しみです。これは,「思い出」タブや「思い出」アプリにあるすばらしい機能です。愛する人の「思い出」タブで,スライドショーを作成するために使用したいアルバムを選択すると,様々な写真や思い出が出てきて,好きな順序でスライドを配置できます。また,そのスライドショーを共有することもできます。詳しくは,こちらをクリックしてください。

アルバムやスライドショーを作成できる「思い出」デスクトップアプリケーションのスクリーンショット。

再生ボタンと共有ボタンを表示するファミリーサーチ・思い出のスライドショー。

ご覧のように,思い出を追加し,愛する人の人生について分かち合う方法はたくさんあります。「思い出」アプリまたはウェブサイトの「思い出」タブで,愛する人の思い出にふれるとき,愛する人を懐かしみ,その人と過ごした特別な時間の記憶がよみがえることでしょう。

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