「〔先祖は〕救いと昇栄の儀式が必要としてい〔ます。〕……わたしたちは互いを必要とし,救い主の贖いによる癒しへと互いに導き合うことができるのです」と中央扶助協会会長会第二顧問のレイナ・Ⅰ・アブルト姉妹は教えています。
系図を行うことに慣れ親しんでいる人も,まったく知らない人も,その中間レベルの人も,わたしたちは皆,先祖について知るために行う作業は単なる趣味ではないということを覚えておかなくてはなりません。末日聖徒イエス・キリスト教会の会員にとって,この取り組みはそれ以上のものです。
ゲレット・W・ゴング長老は,預言者ジョセフ・スミスの言葉を引用しています。「『わたしたちが語っていること,すなわち地上で記録し,すなわちつなぎ,かつ天でもつなぐ力があるということは,ある人々には,非常に大胆な教義であると思われるかもしれません。』……実に,『〔 わたしたちの家族〕なしにはわたしたちが完全な者とされることはなく,またわたしたちなしには彼らが完全な者とされることは〔ありません。〕』」
同じテーマで,ジェフリー・R・ホランド長老はこのように述べました。「〔教会を通して〕家族がこの世で強められ,永遠に結ばれ〔ます〕。……老若の会員がかさばる荷物を抱えて神殿に足を運び,家族を永遠に結ぶために必要な神聖な儀式を行っています。」
これらの教えは,家族を永遠に結びつける業には,わたしたちと先祖の両方がかかわっていることを明確に示しています。わたしたちは先祖とつながり,それによって先祖もわたしたちとつながります。もし,あなたがまだ,自分の家族歴史を知ることによるつながりの力を感じたことがないのであれば,今こそ,探し求める絶好のチャンスです。
先祖とのつながりを強く感じるための4つのアイデア
- 知りたいという強い望みを持つ。
- 真剣に神に祈り求める。
- 何かしてください。(このリストのその他のアイデアを参照してください。)
- 自分の証をほかの人と分かち合って,証を強めてください。
- 神殿に向かう前に少し時間を取り,事前に予約を取ってください。「……について知る」のリンクをクリックすると,名前を予約した人の詳細が表示されます。
- その人はどれくらい前に生まれ,出身はどこですか。関連するストーリーや映っている写真(絵)はありますか。たとえその人があなたの直系の先祖でなくても,あなたはだれかの家族が永遠の天の家族とつながるのを助けているのです。
総大会からの今週の引用はいかがでしたか。来週の詳細については,ファミリーサーチブログの神殿・家族歴史のカテゴリーを御覧ください。