先祖または亡くなった家族を見つけようとしていますか。もしそうであれば,世界最大の共有の家系図であるファミリーツリーを検索してみてください。ファミリーツリーには10億人以上の名前が登録されています。無料で一般に公開されており,あなたが探している先祖がすでに登録されているかもしれません。
亡くなった親族について知っていること(名前,出生や死亡の情報,親,配偶者,子供の名前など)を集め,以下の手順でファミリーツリーに登録されているかどうかを確認してみてください。または,下のボタンをクリックして,直接「探す」ページにアクセスしてください。
ファミリーツリーを検索する―家系図を作成または追加する簡単な方法
ツリー内にいる親族を見つけたい場合は,ファミリーサーチにアクセスし,ファミリーツリータブの下にある「探す」を選択します。ファミリーサーチにログインするか,無料のファミリーサーチアカウントを作成してください。(「検索」タブを開いて「ファミリーツリー」を選択しても,同じページにアクセスすることができます。)

ツリーの「探す」ページが出たら,亡くなった親族について知っていることを入力します。ページには簡易検索パネルが表示されるので,初期の検索に適しています。しかし,より良い結果を得るには,「その他のオプション」をクリックして,検索機能をフル活用することをお勧めします。


ツリーの「探す」は,ファミリーサーチの「歴史記録を検索する」ツールとほとんど同じ概観と機能です。もちろん,あえてこのようにしています。あちらのページで学んだ検索方法は,ここでも同じように役に立ちます。一つずつフィルターを見直して,最善の方法を探しましょう。

1.名前
名前フィールドに記入するための最善の方法を検討しましょう:
- 「名」フィールドに,その人の名とミドルネームを入力します。
- 「姓」フィールドに,その人の名字または姓を入力します。
- 旧姓,ニックネーム,通称名,そのほかのつづり,二番目の姓,および生前に変更された可能性のある名前については,「ほかの名前」タブを使用します。
2.性別
もし分かれば,「男性」か「女性」かを選択することで,検索結果を絞り込むことができます。

3.生涯の出来事
「生涯の出来事を追加する」の下で,その人が生前いた場所について知っていることを入力します。フィルターを,「すべて」から「出生」,結婚」,「居住」,「死亡」に変更してください。そうすることで,検索がより正確になる可能性があります。
4.家族構成
「家族の一員を追加する」の下で,その人の配偶者,父親,母親,またはそのほかの関係者について知っていることを入力します。ここでも,先ほどと同じ要領で,名前を入力することができます。
5.完全一致検索
「家族の一員」セクションのすぐ下に,「完全一致検索を表示する」の切り替えボタンがあります。このオプションの使用には注意が必要で,検索結果が判断材料として適切な数以上に多く出てきた場合にのみ使用してください。ファミリーツリーの実際のデータは,あなたが入力している名前,日付,場所とは若干異なる場合がありますので,通常は検索条件を柔軟に変更する方がよいでしょう。
「完全一致検索を表示する」の切り替えをオンにしても,すぐに完全一致検索を行うわけではないことに留意してください。その代わり,画面のすべての検索フィルターの横にボックスが表示されるので,それを選択するか,空のままにしておくことができます。正確にしたいフィールドのみを選択し,少数のフィールドから始めるように強くお勧めします。つまり,特定の生年月日については完全一致検索を行い,ほかのフィールドについてはそれを行わないようにすることができます。
知っている情報を入力したら,「検索」をクリックして,ファミリーツリー内の先祖のプロフィールを検索します。検索結果が表示された後で名前をクリックすると,その人の情報の概要が表示されます。次に,ポップアップウィンドウ内の名前をクリックすると,その人の完全な個人のページが表示されます。
正しい個人を見つけるための詳しいヒント
検索結果が多すぎる場合
ページ上部にある灰色のボタンのフィルターを使って,検索結果を素早く微調整できます:

これらのスクリーンショットに表示されている検索で,わたしは最初に曾祖父の名前を入力しました。このように,広い範囲で検索すると,調べきれないほど多くの結果が出てしまいました。しかし,「出生」フィルターをクリックして世界の特定の地域を選択すると,すぐにその数を減らすことができます。


検索結果なしまたは一致なしの場合
最初に検索したときに結果がなかった場合は,画面右側の検索パネルで検索条件を変更してください。注意:画面サイズによっては,最初に検索パネルが開いていない場合があります。その場合は,右隅にある「検索」をクリックすると,検索パネルが開きます。
検索範囲を広げるには,正確な年号など,特定しすぎていたものを変更することを検討します。特定の生涯の出来事の日付範囲を広げると,より効果的です。また,「生涯の出来事」メニューを「すべて」の代わりに「出生」または「居住」に変更することもできます。該当する場合,「ほかの名前」フィールドに,旧姓,通称名,または別の綴りを入力します。その後,「検索」をクリックします。
検索結果を編集しても,探している人物が見つからない場合は,その人物がまだファミリーツリーに追加されていない可能性があります。その場合は,先に進んで,その人を自分で追加することができます。
ファミリーツリーに個人を追加するには,その人の名前と,生まれた場所や住んでいた場所など,その人に関するそのほかの情報をできるだけ多く入力する必要があります。
ヒント:先祖に関する情報が不足している場合は,出生証明書,結婚証明書,徴兵カード,死亡証明書などの歴史記録から先祖を見つけてみてください。
基本設定を変えて検索結果をカスタマイズする
経験豊富な探求者は,検索結果ページの上部に表示される「基本設定」の機能を高く評価しています。「基本設定」では,検索結果のフォーマットとエクスポートに関する重要な選択をすることができます。
例えば,基本設定の最初のオプションは,検索結果を「データシート」または「固定テーブル」のどちらで表示するかを選択するものです。

例えば,生年月日など,特定の1つの情報に一致する検索結果を探している場合は,「データシート」を使います。スクロールしやすく,一致する結果を見つけやすい形式です。

一方,「固定テーブル」を使うのは,見込みのありそうな検索結果を幾つかピックアップして,その人物について知っていることとどれだけ一致しているかをじっくり確認したいときです。

「基本設定」パネルのさらに下には,「言語のオプション」というセクションがあります。ここでは,ファミリーサーチに入力された当初の情報をそのまま表示するか,読みやすくするために若干の編集(わたしたちは「翻訳」と呼んでいます)を加えて表示するかを選択することができます。例えば,「Jan 1855」という入力は,明確化または翻訳されて「1855年1月」と表示されます。
最後に,「基本設定」パネルには,自分のコンピューターに検索結果をダウンロードするオプションがあります。恐らく,あなたは独自の方法で情報をチャート化し,フィルタリングしていることでしょう。その場合,以下のファイル形式のいずれかで情報をダウンロードすることができます:XLS,XLSX,CSV,ODS,TSV,およびODS。
ファミリーサーチ・ファミリーツリーで先祖を見つけましょう
自分の先祖について知りたいと思いませんか?わたしたちの共有のファミリーツリーには,世界中のだれもが参加できる場所があり,それを築くためには皆さんの協力が必要です。
亡くなった親族を選んで,ファミリーサーチ・ファミリーツリーにある12億もの名前の中にその人がいるかどうか見てみましょう!その人のプロフィールを見つけ,そこに添付されているストーリーや写真,年表,そのほかのアイテムをお楽しみください。そして,あなたがその人について知っていることで,プロフィールに追加できることを考えましょう。将来,ほかの親族があなたに感謝するかもしれません。