
<必須>でない場合に,ファミリーサーチが索引作成プロジェクトにフィールドを追加している理由を考えたことがありますか。これらの任意フィールドはほんとうに任意でしょうか。この2番目の質問に対する短い答えはノーです。詳しく理解していただくためには,初期の時点に戻り,任意フィールドの舞台裏をのぞいてみましょう。
ファミリーサーチでは,古い系図書籍のページをめくって記録を撮影し,それぞれのページのデジタル画像を撮ります。昔,記録者は時々,異なる証明書や申請書,言語などをすべて同じ書物に記載することがありました。これらのページがデジタル化されている順番(恐らく無作為)は,索引作成に表示される順番です。これらの矛盾に対処するため,索引作成の戦略として,皆さんが各プロジェクトで発見する重要なフィールドの多くを提供することにしています。
記録にはあまり載らないような情報がある場合,この情報のフィールドがプロジェクトに提供はされるでしょうが,必須とはならないでしょう。対照的に,どの画像にも常時載っている情報,すなわち姓名,出来事,日付など,検索可能なデータベースを作成するに当たって必要不可欠なデータは,必須フィールドとなります。
お分かりのように,任意フィールドとは,その情報がどの画像にも存在するわけではない場合に限って任意となります。問われた情報が記録にあれば,プロジェクトの指示*に則って,それを索引作成してください
できる限り多くの情報をデータベースに移していただき,感謝しています。そのおかげで何百万人もの名前が共有され,見つけられています。
*正式な索引作成のヘルプでは次のように言っています。「必須フィールドは,フィールドに<必須>と表示されています。必須フィールドが空白の場合,空白として印を付ける必要があります。非必須フィールドが空白の場合は,空白のままタブキーを押して次へ進みます。空白の印を付ける必要はありません。」―J・デービス