ローガン・メットカルフェ
長い間箱に入れたままになっている写真を整理してデジタル化するのは,簡単そうに見えて,なかなかその時間を見つけることができないことの一つです。例えばクローゼットの掃除のように,別の日でもできると思ってしまうのです。昔の思い出をデジタル化する鍵は,その利点を思い描いて,それに要する労力や費用よりもその価値がはるかに上回ると認識することです。
以下は,家族の写真をデジタル化すべき5つの理由です。
- 良い状態で保存できる。だれも洪水や火災などの破壊的な出来事を考えたくはないですが,大変多くの家族が災害で自分たちの写真を失っています。これらの思い出はほとんどの場合,家族が失って一番寂しいと思うものです。デジタルファイルは,簡単に複製して異なる場所に保存できるので,残せる確率は格段に上がります。古い写真はもろいものでもあるので,デジタル化すればデジタル処理で色を調整したり,傷,折れた跡や損傷を修正したりできます。それから,より良い紙に復元した写真を印刷して,長い年月持ちこたえられるようにできます。
- 整理がしやすい。写真をいったんデジタル化すれば,探している写真を素早く検索できるように,大変効率的な方法で整理できます。写真に写っている人の生い立ちや情報,撮影された場所などの重要な内容も加えることができます。これらの詳細は,子孫にとってその写真の価値を大いに増すことになるでしょう。
- バラバラになりにくい。量を減らす必要はあるものの,大切な思い出を手放したくないので,デジタル化することで,いつでも好きな時に思い出を見返すことができるし,写真の入った箱はもっと保管場所のある家族に譲り渡すことができます。,
- 共有しやすい。デジタル写真は,ボタンをクリックすればすべてのきょうだい,子供たちと共有でき,ほかの家族がコピーを入手することもできます。このように共有すれば,だれが何をもらうかという口論が減りますし,Throwback Thursdays(一般的に木曜日に自分の昔の写真や思い出の写真を投稿するという,主にInstagramのトレンド)の写真共有サイトにも上げることができます。
- さらに大きな喜びが得られる。一番最近,昔の写真を探そうとその写真の入った箱を引っ張り出してきたのはいつでしたか。そうしたいと思っているのに,時間や場所を見つけることができません。お気に入りの写真をデジタル化すれば,いつでもどこでも好きな時に楽しむことができます。写真集や壁紙のような,さらに楽しくなる新しいものに作り変えることもできます。さらに良いことに,クローゼットを開けて写真の箱が積まれているのを見るたびに,「時間を見つけてやらなくちゃ」と沈んだ気持ちになる代わりに,値をつけられないほどの価値のあることを自分と家族のために成し遂げた喜びを味わうことでしょう。
昔の写真をデジタル化することに納得がいったところで,それにはどのようなステップがあるのでしょうか。家族の写真をデジタル化するための6つのステップについて読むにはここをクリックしてください。