中国人，日本人，韓国・朝鮮人の祖先がいる場合，自分の先祖の生涯の出来事に割り当てられた日付に予期せぬ間違いを見つける場合があります。原因は以下のとおりです。
- 新しいデータと優れた技術により，ファミリーツリーに存在する重複記録を明らかにします。重複記録は同一人物についての記録ですが，異なった推定情報が含まれている場合があります。
- 可能な場合，ファミリーサーチは重複する神殿記録を一つの記録に結合しようとします。この手順は融合と呼ばれています。
- 同じ生涯の出来事に対して重複記録に異なる日付が記録されていた場合，ファミリーツリーの新たに融合された記録には，最も最近提出された日付が表示されます。時折，最新の提出記録が間違ってる場合があります。
- 利用者がそうした間違いを見つけた場合は，その間違いを訂正するように勧められています。修正する際は必ず，情報源や理由の説明を載せてください。
このような間違いが発生する原因と，こうした間違いに対処する最善の方法を以下で詳しく説明します。
間違いの原因についての説明
歴史文書へのアクセスが限られている地域では，ファミリーサーチの利用者が先祖の最も重要な生涯の出来事の日付を推定して入力することがあります。これは歴史的に中国人，日本人，韓国人の先祖を持つ利用者にある事例となっています。
さらに，別々に独立して作業している多くの人々が長年にわたって，同じ個人のためにファミリーツリーで複数の記録を作成してきました。これらは重複記録と呼ばれ，矛盾する情報が含まれていることもあります。
可能であれば，ファミリーサーチは重複を見つけて，それらを1つの記録に融合しようとします。ただし，融合された記録の日付が矛盾する場合は，どの日付を融合記録に表示するかをシステムが決定する必要があります。現在，システムは，ファミリーツリーに提出されている最新の日付を選択しています。
もちろん，最近提出された日付が間違っている可能性もあります。これを認識して，ファミリーツリーの一部の記録にデータに関する問題を含むものとして印を付けています。このような記録に遭遇したとき，時間をとってこれらの誤りを修正するようにと願っています。
協力して取り組む
訂正を加える度に，可能であれば必ず情報源を提供してください。あるいは，少なくとも自分が加えた変更の裏付けになるような明確な理由の説明を載せるようにしてください。そうすれば，変更に疑問を抱くかもしれないほかのユーザーが，修正を加えたり元に戻したりする可能性が低くなります。
ファミリーサーチが提供者として表示されている場合
1994年以前に，中国，日本，韓国の神殿に提出された神殿儀式用のネームカードは手作業で準備されていました。こうしたカードに載っていた儀式情報は慎重に記録されてきたものの，提供者の名前は記録されていませんでした。このため，今日のファミリーサーチの利用者は，ある特定の情報の提供者が「ファミリーサーチ」になっているのを目にすることがあります。